久留米大学医学部脳神経外科の先輩からのメッセージ

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先輩からのメッセージ

中村 晋彦

私は2008年に当脳神経外科に入局致しました。脳神経外科を選んだ理由として、学生時代から神経疾患に興味があり、将来は神経疾患の患者さんの治療に従事したいという思いがありました。初期研修中に脳神経外科、神経内科の双方で研修させて頂く中で、手術介入によって治療する脳外科に興味を抱き、当時の重森教授の御指導もあり、入局させて頂きました。入局の決め手となったのは、久留米大学脳神経外科は当時から多数の手術件数を持つだけでなく、外傷、腫瘍、血管障害、脊髄、小児、機能外科に至るまで多分野のサブスペシャリストがおられたことです。出身大学で充実した研修生活が送れると確信しておりました。
実際、豊富な症例数のおかげで忙しくはありますが、非常に充実した脳外科ライフを送っています。また、大学院では基礎研究もさせて頂きました。一時、臨床を離れ研究生活を送ることで医師、ひいては人間としての幅も拡がるものと感じています。現在は、血管内治療チームに所属し専門医取得に向けて日々、研鑽を積む毎日です。
大学病院で研修する利点は、
①多種多様の神経疾患の治療に従事できること
②関連病院を含めた研修システムがしっかりしていること
③研究が出来ること等々いろいろあります。
よく耳にするのは手術があまりまわってこないとか雑務が多いとかいったことですが、そんなことはありません!
全ては本人のやる気次第です。そんなやる気あふれる研修医の皆さん、久留米大学脳神経外科の一員となって一緒に病気と闘いましょう!

中島 慎治

私は平成18年の福岡大学卒で、市中病院で初期臨床研修を行いました。
当医局に入局したのは臨床研修病院に当医局の先輩がおりその仕事振りに感銘を受け、「自分もこういう医師になりたい」と思ったのがきっかけです。
私は久留米大学で働いた事も無ければ久留米に住んだこともなく、不安だらけの入局でした。しかしその心配はまったくの無駄でした。先輩方はとても優しく、診療の指導から美味い飲食店の指導まで丁寧にしていただきました。噂で聞くような、「他大学出身者へのひどい扱い」はまったくありません。同門の仲間として、優しく時に厳しく指導してくれます。
入局をお考えの皆さん、とにかく一度見学に来てみてください。お待ちしています。

小牧 哲

世間一般の脳神経外科医に対するイメージはいかがなものでしょうか。大変そう、怖そう、きつそう、難しそう、などでしょうか。良い印象からはおよそかけ離れているかもしれません。大変そう、については否定はしません。暇をもてあますような医者に「是非診ていただきたい」と思う方々は・・・どうでしょうか。あまりいないような気がします。久留米大学に限らず、脳神経外科は忙しい。それは間違いありません。そんな中でも、仕事にプライベートに、全力投球で勤しんでいるのがここの脳外科の特徴です。80年程度しかない人生、仕事も遊びもどちらも充実できればそれにこしたことはありません。
また、ある研修医向けの雑誌には「脳神経外科専門医は飽和している」という見出しの文を見たことがあります。そんなことはありません。どこに行っても足りていないのが現状です。どこに行っても必要とされる、仕事にプライベートに全力投球、充実した日々を送る。そんな人生を、久留米大学脳神経外科で始めてみませんか?
皆様の入局を心よりお待ちしております。

野口 慶

平成22年度入局の野口と申します。 久留米大学病院 脳神経外科について、入局して3年が経過しました私よりご紹介させて頂きたいと思います。 私は久留米大学卒業後、東京都の災害医療センターにて2年の研修期間を過ごした後、当院脳神経外科へ入局、現在は高度救命救急センター脳外科セクションに勤務させて頂いております。一度東京へ出ていたこともあり研修後の進路については皆様同様、さんざん迷い、様々な病院を見学しましたが、最終的には『症例の多様性及びそのバランス』・『医局の雰囲気の良さ』をもって私は入局を決意しました。
まず『疾患の多様性』について、当脳外科の症例は脳脊髄外科全般を網羅しており、良性・悪性脳脊髄腫瘍、脳脊髄血管障害、小児(先天性を含め)脳脊髄疾患、脳機能的疾患、更に当院の高度救命救急センターにおける脳脊髄救急疾患(脳脊髄外傷を含め)と多岐に亘ります。他に無いほど、どの分野の疾患もバランスが取れており、脳外科専門医取得時の知識・症例数についても事欠くことは無いと思います。また治療方法についても、観血的手術・神経内視鏡手術・カテーテル治療及び放射線治療に至るまで幅広く行っており、入局後は『主治医』としてこれら治療に主体的に関わっていくこととなります。
次に『医局の雰囲気の良さ』について、当医局には久留米大学出身者はもちろん、他大学・他県出身の先生方も多数いらっしゃって、日々いろいろな刺激の中で仕事を行うことが出来ます。出身や学年は違えども皆非常に仲が良く、主任教授を含め『野球大会(大学間対抗)』・『医局旅行(観光・ゴルフ・釣り・スキー/スノボ)』・『忘新年会/納涼会』などの行事で盛り上がっています。更に夏季休暇については2週間設けられ、ここぞとばかりにタガとハメを外すことも可能です。
他に入局を考えている方も、一度は当医局を見学なさって、そして進路を決めてください。
そしてこれから入局される先生方、仕事に趣味に、一緒に人生を謳歌しましょう。
入局するなら今でしょ! 入局するならココでしょ!

寺地 昭太

入局一年目の寺地昭太といいます。 正直学生時代は全く想像ができておりませんでしたが、最終的には脳外科を選択し久留米大学の医局にお世話になることに決めました。
理由としましては、僕は一般的な地域の中核病院で初期研修を行いましたが、体感したことは脳外科はカバーする範囲が広く、また、治療を始めから終わりまで完遂できること、久留米大学は専門性の高い脳腫瘍からcommon diseaseである脳卒中、外傷性の救急疾患まで幅広い症例が集まっていることです。
脳外科医はいわゆる手術から血管内治療、全身管理を含めた内科的治療など勉強する範囲が多くて大変ですがそれだけやりがいのある診療科ともいえます。 脳外科に興味のある方はぜひ一度見学にいらしてください。

折戸 公彦

平成15年度入局した折戸公彦です。地元は山口県、出身大学は大分大学ですので、自己紹介をする度に「なぜ久留米なの?」と聞かれます。自分は現在の研修医制度となる前の最後の学年でしたので、入局時には様々な噂がありました。「新設の国立大学は潰れるから逃げ出した方が良い」「下の学年から全身を診られる様になるから、自分でローテーションした方が良い」等いろいろな噂があり、症例が多く受験が必要な民間病院か、地元の医局に就職した人が多数でした。正解はないと思いますが、結局自分が欲しい専門医等の資格が取りやすく、症例が豊富なところが良いと思います。
当科は昔から臨床症例数に恵まれており、私立大学の性格なのか他大学出身者にも優しいです。取得出来る専門医資格も多岐に亘っており、大学であるため学位の取得も可能です。
脳外科医を目指される方は是非検討してみてください。

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