久留米大学医学部脳神経外科の先輩からのメッセージ

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先輩からのメッセージ

大久保 卓

私が脳神経外科を目指したきっかけは、5年生のBSLで初めて見た未破裂脳動脈瘤のクリッピング術でした。学生ながらこんな綺麗な手術があるのかと感動したことをよく覚えています。それから脳神経外科医になることを目標に久留米大学で初期研修をさせていただきました。魅力的な科はいくつかありましたが、やはり学生のときに見た手術への憧れが強く脳神経外科への入局を決めました。私は久留米大学出身ではないので出身大学に戻ることも考えていましたが、他大学出身でも関係なくWelcomeな久留米大学の雰囲気が居心地良く、実際医局の先輩方は様々な大学出身の方がいらっしゃったため、この医局に入局させていただきました。
入局して3日後に行った外勤先で、小脳出血の急患で夜中に緊急開頭血腫除去をすることになり、脳神経外科の大変さをいきなり感じることとなりました。もちろんそんなことが毎回ということはありませんが、脳神経外科医の生活は決して楽なものではありません。好きでなければ続けるのは難しいと思います。ただ脳神経外科に興味がある、脳神経外科医に憧れる方であれば、うちの医局はすごくいい環境だと思います。血管障害、腫瘍はもちろんのこと、小児、脊髄、外傷、機能の分野においても頼れる先輩がいらっしゃいます。入局した時点でどの分野に行くか決まっている人は多くありません。大学病院であるが故、様々な症例を経験することができます。そしてどの分野をsubspecialityにしたいと思っても、目標となってくださる先輩が必ずいらっしゃいます。
私はまだ脳神経外科専門医試験が終わったばかりでこれからより専門的な知識・経験を得るべく勉強し続けなければなりません。患者様には適切な表現ではないかもしませんが、脳神経外科の手術はすごくおもしろいです。脳神経外科医にならないと触れることも、見ることさえほとんどない神聖な領域に挑んでいるのですから。脳神経外科の門を叩くか迷われている皆さん、忙しくも充実しきった毎日を共に過ごしましょう。

上瀧 善邦

このホームページを見られているということは、きっと入局先で迷われていることと思います。私は元々市内の市中病院の後期研修医という立場でありましたが、脳神経外科の専門医を取得するために当医局にも所属し、勉強の機会を与えていただきました。当医局の特徴は医局員の出身大学がさまざまということです。自分は長崎大学出身であり、同期は4人いますが皆他大学の出身です。脳神経外科としては珍しく、最近の入局者の数も多く、気の利いたギャグをかましてくる教授の元、和気藹々と臨床や研究に励んでいます。縦のつながり、横のつながり共に強く、脳神経外科の多分野の症例を経験できるため、専門医取得に向けた環境としても十分です。医局旅行や各種イベント、飲み会、また毎年2週間の夏休みも漏れなくついてきますので、オンだけでなくオフも充実させることができます。確かに一際忙しい診療科ではありますが、その分やりがいも一際です。久留米の地でぜひ一緒に働きましょう。

中嶋 大介

私は初期研修終了後、久留米大学病院の小児科へ入局し、2年間小児科医として働いておりました。その中で、脳神経外科の先生方とともに働かせていただく機会が何度もあり、小児脳神経外科という分野に興味を持ちました。卒後5年目の年に小児科を退局し、改めて脳神経外科へ入局させていただきました。先輩医師は皆熱心に教育してくださり、また患者さんにも真摯に向きあう姿勢を目の当たりにし、非常に充実した後期研修となりました。
入局から通常より一年早く専門医試験を受験することができましたが、同期との研鑽や、医局全体からのサポートのお陰もあり、無事に合格することができました。
関連病院での勤務も含め充実した臨床経験を積むことができ、かつ専門医試験に対する手厚いサポートが得られる、とても恵まれた環境です。
脳神経外科医、脳神経外科専門医を目指す方は是非久留米大学脳神経外科への入局を検討してみてください。

橋本 洋佑

私は、久留米大学卒業後、出身大学である久留米大学脳神経外科教室に入局しました。入局して1年が経過しました。はじめの1年は脳神経外科救急を中心に様々な疾患を経験させていただきました。正直言うと、きつい時もありました。しかし同時に充実した1年でもありました。
久留米大学は脳神経外科の多岐にわたる分野のそれぞれに専門家がいます。幅広い専門的な知識を得ることができ、自分の興味がある分野を発見する助けとなります。それぞれの医局にはそれぞれ独自の強みがありますので、脳神経外科の中でどの分野に興味があるか決まっている人は、その分野に強い医局を選ぶのが最善でしょう。しかし、そうでない人は、まずは広く学べる環境で自分の強みを探すのもよいと思います。全ての分野を学べる環境が当医局にはあります。
診療科を迷う時期が、学生・研修医の多くの人にはあると思います。私も選択を迷っていましたが、最終的な決め手はその科を面白いと感じるかだと思います。実際に働いてみると、非常に責任を伴うものですが、その分しっかりやればやりがいや面白さもあります。仕事にプライベートに全力投球、充実した日々を送る。そんな人生を、久留米大学脳神経外科で始めてみませんか?皆様の入局を心よりお待ちしております。

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