主任教授あいさつ
月〜金(祝日除く)9:00-17:00
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医学博士
日本脳神経外科学会専門医
日本内分泌学会専門医
神経内視鏡学会技術認定医
日本聴神経腫瘍研究会認定医師
主任教授 坂田 清彦
久留米大学病院は1928年に久留米医学専門学校附属病院として設立され、2028年には創立100周年を迎えます。一世紀にわたり多くの優秀な医療人を育み、筑後地域のみならず九州一円の医療を担ってきました。その中で当科は1971年に九州で3番目の脳神経外科学講座として発足した、50年以上の歴史ある教室であります。
これまで倉本進賢教授(初代)、重森稔教授(二代目)、森岡基浩教授(三代目)が主宰され発展してきた教室を、私、坂田清彦が引き継ぎ、第四代主任教授として2026年4月に着任しました。私は久留米大学附設中学高等学校から久留米大学医学部に進学し、かれこれ40年以上も久留米大学に育ててもらいました。脳神経外科医としての道を歩みだしてからは当院で多くの同門医師たちと共に長年診療に従事し、国内外を問わず志を共にする同世代の医師たちと交流や切磋琢磨を重ね、この地域に世界レベルの質の高い医療を提供することを使命に研鑽して参りました。引き続きこの地域の医療を支え、主導する立場となったことを嬉しくもたいへん身の引き締まる思いに感じております。
私の専門は脳腫瘍、特に高度な手術技術が必要な下垂体腫瘍、頭蓋底腫瘍でありますが、この領域は手術技術だけでなく耳鼻咽喉科、眼科、形成外科、内分泌代謝内科などとの連携が欠かせません。また集学的治療が必要な悪性脳腫瘍、様々な脳血管障害、脊椎脊髄疾患、小児脳神経外科疾患、てんかんなどの機能的脳疾患などにおいてもそのエキスパートを揃え、脳卒中や重症頭部外傷などの救急疾患はドクターヘリを有する高度救命救急センターとの連携の下、迅速かつ集学的治療を提供する地盤作りがなされています。少子高齢化が進む現在の医療情勢においては、大病院に医療が集約され高度な治療と他科との密接な連携が求められておりますが、様々な治療オプションの中から患者さんにとって最善かつ最高の医療を提供できる診療科であり続けるよう努力して参りたいと思います。
地域住民の健康を守る砦としての役割の一方、大学病院は次世代を担う優秀な脳神経外科医を育てていく責務もあります。21世紀に入ってからの脳神経外科手術の発展は目覚ましく、現在ではカテーテル治療や内視鏡手術などの短時間かつ低侵襲な治療法が主流となり、働き方改革に沿って患者管理を含む様々な業務も洗練されたものとなっています。優れた医師になるための自己研鑽を惜しまない意欲ある若手医師が多く集まり、彼らに職場環境としてできる限り自由な時間と実践的な教育を提供できる教室作りを目指します。
最後に、将来の医学の発展のためには研究分野の充実も欠かせません。大学病院としては疾患に応じた標準的な治療を提供するだけでなく、それよりさらに優れた治療や治療困難とされる疾患に対する新たな治療法をも開発し、安全に提供せねばなりません。様々な臨床研究や治験などは厳しい倫理委員会の承認を経て行われ、症例が集まることで達成されます。治療を受けられる患者さんにはこの点についてご理解とご協力をお願いし、今後も新たな知見を当教室から世界へと発信し続けていきたいと考えています。
主任教授
坂田 清彦
BIOGRAPHY
| 1998年 | 久留米大学医学部 卒業 |
|---|---|
| 2002年 | 医学博士号 取得 |
| 2008年 | 久留米大学医学部脳神経外科学講座 講師 |
| 2022年 | 久留米大学医学部脳神経外科学講座 准教授 |
| 2026年 | 久留米大学医学部脳神経外科学講座 教授 |